東山旧岸邸
御殿場インターをおりて10分もかからない場所、東山にある安倍首相の母方の祖父で旧首相でもある岸信介の別荘に行ってきた。
とらや工房と隣接しており、一般公開され300円で入場できる。緑豊かで気の良さを感じるエリアだ。
昭和期に活躍し、和風の意匠であり数寄屋建築を独自に近代化した建築家吉田五十八が設計した、昭和49年に建てられたにもかかわらず今でも新しさを感じる、そして考え抜かれた完成度高い邸宅でした。
居間。ここで日本の将来が決まる重要な会話がされていたかもしれない。。ソファーからは、庭を見るのではなくテーブルに映る美しい景色を眺める
柱が外にあるため、庭との一体感が高まる。岸信介が晩年座っていたチェア。
ダイニングの席から眺める庭は、一枚の絵のよう
庭を流れる小川と池の水の透明度に感動していたら、なんとこれは地下水を組み上げ、人工的に流しているものだとか。小川の水のせせらぎの音。これもこの邸宅の芸術的な完成度を高める要素の1つ
水屋もあり、和室では茶会も催されていたのかと想像が膨らむ。和室に繋がる庭園。