心地よい生活とワクワクする生き方

日々自分が出会い美味しい、心地よいとじたもの 、場所の紹介。

親切のあり方

親切は相手にとっては大きなお世話だろうか。

終点の駅に到着し、乗客が一斉に降りていくなか、1人の老婦人が動かず座ったままだった。朝のバスだ。皆が急ぐ中危なくないように最後に降りるのだろうか。

私の視線に気づいたのか、老婦人が口を開く。運転手さん、私は次の終点まで行きます。

そうだった。つぎは車庫だか終点は次だ。気を回し過ぎたのだ。大丈夫かと心配した事は失礼だった。もし自分が反対の立場だったらどうだろう。そんなに頼りなく見えるかと落ち込むかもしれない。

てもそれでも大丈夫かなと気をかけてくれる人がいたら。年をとって若い頃のように出来ない事が増えてきて、もちろん自分でやれることをやるけど少し助けて欲しいとき、周りに気にかけてくれる人がいると知るのは嬉しいはずだ。

親切心はやはり持ち続けよう。子供や老人が1人で困っていることないか、気にかける心は持ち続けたい。